@「2008新春をことほぎほぎほぎほぎ」の五

つまり、ここに写っている女の人は自画像を悪用されている悲しき被害者なのだ。
さて、そこで問題なのは、いかようにしてこの極めてプライベートな写真や動画が
ネットの海に放り込まれたのか?である。
エチィ写真の投稿サイトなどに顔バッチリ写真を自らアップする豪傑カップルたちは、
それなりの覚悟をお持ちだろうから、まあ置いといて。
恋人同士やラブラブ夫婦でジャレあってエチィな写真を撮りっこしたり、
自分を撮って送りっこしたりすることもあるだろう、
いやいや、そこのあなた!きみきみぃ!
恥ずかしがらずにそういうエチィな遊びをどんどんおやんなさい。
さあおやんなさい。
全人類、全生物にとってエロは最優先事項、
エロがなければ種の保存もDNAの近似的継続もありえない。
男と女がいて雄と雌がいてオシベとメシベがあって、
みんなみんなエロエロを最も重要な使命として生きている。
アメーバみたいな無性生物はきっと同性愛エロだな。
ビフィズス菌やインフルエンザウィルスは何エロなんだろ?
まぁ、よくわからんが。
んで、エロエロだった恋人同士がそのうちに別れてしまったのだ。
女が男をフったんだなきっと。
男はフラれた腹いせに自分の携帯やパソコンに残っている元カノの写真を
エイヤぁーッとばかりにネットに晒しあげる。
別のパターンは、エロエロカップル同士だけで外部に漏らすことなく楽しんでいたのだが、
この男がマヌケな奴でのぅ、
ウィニーなどのファイル交換ソフトを使っていて、ウィルスに感染してアッという間に世間様に流出―ッ。

君達、恋人同士でエチィな写真や動画を撮りっこする前には、よーく考えよう♪
「彼は、ファイル交換ソフトなどでウッカリ流出させてしまう危険があるようなウッカリはちべえか否か?」
「彼はたとえこの先、私と別れて別々になったとしても、
未来永劫に私の恥ずかしい写真を絶対に秘密にしてくれるような信頼できる人か?
誰に見せることなく墓場まで持っていってくれるような人物なのか?」
と、デジカメのシャッターを押される前に、今一度今一度、彼の旦那の顔をジーッと見つめて熟考されたし。