2006-05-01から1ヶ月間の記事一覧

革命的整理方

今までは「いる、いらない」で分けてきた。そうすると「僅かな、いらない」と「膨大な、いる」とに分かれるばかりでエントロピーはほとんど増大しないということは、この部屋の歴史によって幾度となく実証されてきた。そこで俺は本の革命的整理方法をあみだ…

散乱する物語

部屋には膨大な本が散乱している。音楽の本、絵本、科学の本、哲学の本、パソコンの本、小説、時代小説、エッセイ、戦争の本と平和の本、、雑多で脈絡のない本の数々はそのまま俺の、とっちらかった頭ん中を表してる。五百冊はあるだろう。これらを一枚一枚…

散乱する音

土曜日、いつもどおりカラオケボックスでラッパ練習。いつもどおりちゃんとした良い音が出なかったので、日曜日、部屋を片付けた。部屋には、膨大なCDが散乱している。ポップス、クラシック、ロック、R&B、ジャズ、レゲエ、ヒップホップ、ボサノバ、民…

ぶんぶく蛇窯のつづき

Kさんはいつもニコニコしている。何十年もに渡る孤独や不安さまざまな困難を、創意工夫と情熱によって乗り越えた果てにある笑顔、とても優しく暖かい。手作り窯を見せてもらった。のぼり窯と蛇窯。全長七メートルの蛇窯はまさに人を丸ごと飲み込む大蛇のご…

ぶんぶく蛇窯

三日、四日の二日間、群馬の赤城山で仙人みたいな生活をしている陶芸家Kさんとこに、太鼓仲間六人でお邪魔した。人里離れた森の中の一軒家、一週間も人と会わなかったり話さえしないことも珍しくない仙人生活。東京の人込みで毎日、酸欠金魚みたく喘いでい…