2006-03-01から1ヶ月間の記事一覧

縦ノリ、農耕、ミンガス、ドルフィー

日本人は縦ノリができない。新宿ルイードで客を眺めていてあらためてわかった。縦ノリの曲を聴いて体を上下させリズムをとることができない。ただただ、ぼーっとつっ立っているその姿はまるでサボテン。いやいや、よーく見ればリズムに合わせて小さくうなず…

新宿ルイード

春雨降る夜の新宿「ルイード」。昨夜、友達の歌を聴きに行ってきた。今までメールのやりとりしていて昨日初めて会った女性ボーカル。声色を2つ3つ使い分けていて歌の表情が豊かで素晴らしかった。今、UA聴きながらこれ書いてるけどUAの声色っていつも…

ことばと音と

好きな声がある。レゲエのボブ・マーリィ、シャギー。ヒップホップでGURU。JPOPではUA、吉田美和、宇多田ひかる、元ちとせ。身近で言えば師匠の声と友達の声。声質はそれぞれ様々だけど、どれもなんとなく懐かしい。毎日聴いても飽きることがない…

神サイの三

最先端の量子学までいくと俺もアインシュタインも頭がついていけないので、物理学まで時計をもどす。物理学は決定論だ。ビリヤードのナインボールに例えたとき、ブレイクショットの方向、スピードや回転、ボールとラシャとの摩擦具合など全て計測できれば、…

神サイの二

「神はサイコロを振らない」と言ったのはアインシュタイン。量子学における「確率的な存在」に反発しての言葉だったと思う。量子学では「粒子は確率的にしか存在しない」という。「実体が確率的にしか解らない」のでは、ない。なんとなんと、物の在ると無し…

神サイの一

ドラマ「神はサイコロを振らない」を見た。ドラマをちゃんと見るなんて高校時代の「スクールウォーズ」以来かもしれない。市川実和子さんのアヒル顔を見て和むために先々週から見始めた。昨々夜が視聴三回目にして最終回だったので、物語の細かいことはわか…

最後に、

最後に、初めてあなたの歌を聴いた客が「うまいね〜」って言ったら、あなたの負け。「いいねぇ〜」ってうなったら、引き分け。「すごい、、」で、あなたの勝ち。「…」で、パーフェクト勝利!!雪ん子相手に、地方のホールで歌いたくなったら声かけて下さい。…

その四

で、やっと本題。アーティストは、客が育てる。ステージで歌う君に呼応し,拳を突き上げ、揺れ、叫び、涙する客が、君をのせてくれる、飛ばしてくれる。それが「ライブ」。音がライブする歌がライブする感情、感性、思いが、ライブする。君は、客と一体となっ…

その三

彼女の、複雑なジャズラインを澱みなく繋ぐというスタイルは誰が作ったのか?彼女は、中学生の頃からジャズのジャムセッションに参加していたそうである。ジャムセッションに「見学」でしか参加したことのない俺は、中学生当時の彼女の足元にも及ばない(T_T)…

その弐

兄は地方のコンサートホールに勤めている。千人を越える大ホールと、四百人規模の小ホール、すり鉢場の広い野外イベント場。日本のトップアーティストは言うに及ばず海外から一流のクラシック奏者を呼ぶこともあるそうだ。採算を度外視した企画の数々、累積…

その壱

正月に田舎に帰ったとき、兄にMD録音した君の歌を聴いてもらった。開口一番「ブッキングしようか?」と言ってくれた。。兄の耳は確かだ。その耳が即、認めてくれたことに俺は嬉しかった、けど、俺は「まだそういう段階ではないから」と答えた。

歌姫へ

「When you are smiling,the whole world smiles with you.」あなたが微笑めば、世界そのものが微笑む

「永遠」は俺を救えない

酒を飲む、飲むラクダが水を飲むようにガブガブと酒を飲むぶっ倒れて仰向けになる、グルグル回る天井に向けてツバを吐く地球の重力から解放された俺は、お返しに地球の自転を解放してやったんだ、さあ回るがいい、永遠に回るがいい、初恋の人が夢に表れた夢…