神サイの一

ドラマ「神はサイコロを振らない」を見た。
ドラマをちゃんと見るなんて高校時代の「スクールウォーズ」以来かもしれない。
市川実和子さんのアヒル顔を見て和むために先々週から見始めた。
昨々夜が視聴三回目にして最終回だったので、
物語の細かいことはわからないが、
「あなた自身、あるいはあなたの肉親や恋人、友人が一週間後に消えることは避けられない、
その消えるまでの限られた時間を誰とどのように過ごすか?」という問いかけが鋭い物語。
消える人送る人それぞれが、永遠の別れを受け入れて
「心をまとめていく姿」に涙が零れる。
もしこれが現実ならば?
あなたの命はあと一週間だと言われたら?

俺たちはみな死ぬことを前提として生きている。
何をどう生きようとも
「結局、終わりには死んでなくなる」という
死亡率100%は揺るぎない事実。
死という不治の病を抱えて生きているようなもの。

俺たちは永遠の別離のただ中に生きている。
あなたはあなたの最後を、誰とどのように過ごすのか?