2004-01-01から1年間の記事一覧

雪舞い

ふわふわと雪が舞うのを見てたんだ。風に吹き上げられて、どこまでも舞い上がってゆく雪片もあったりしてさ。ふわふわと舞い、いつか落ちていく。落ちて、溶けて、水になる。また、空から、別雪が、ふわふわと舞い降りてくる。落ちて、溶けて、水になり、蒸…

チャリティー路上ライブのお知らせ!!

12月26日の日曜日の11時過ぎくらいから15時くらいまで、有楽町の数寄屋橋交差点の交番の並びで「第2回新潟中越地震チャリティー路上ライブ」を行ないます。俺たちの和太鼓、プロの方々の笛、尺八、三味線、踊りと、先月のライブより賑やかに華やか…

凍りつく土曜日

仕事終わってラッパ背負い橋渡り埠頭のフェンスを一つ越えコンガを叩きの青年に「おっ、いいねぇいいねぇラテンやねぇ、がんばりや」と心の内で声を掛け、二つほどゲートをすり抜けていつもの場所でラッパを組み立ていつもの壁に背をもたれ向こうでクルクル…

透明な涙

おれが音楽、歌、曲を聴いて涙するようになったのは、ひろみを失ってから。この歌を音楽を、ひろみに聴かせたかったって。 音楽に他人を介在せずに、音楽をあるがままに一人で受け止めて涙する君は美しい。 俺は、もうどうにもならないけど。 この日記を誰が…

さあ、次は君の番だよ!

「おれのぉー、縄張りをー、荒らすなぁー!!とっとと、うせろぉーーーー!!」では、ないのですよー!いつものように某埠頭でサックスを吹いてたんだ。「今日は何だか、音のノリがええのおー」とバリバリ吹いていたさ。んで、時計見たら9時過ぎてた。おお…

音楽人。

日曜日の中越地震チャリティーライブで「18万1755円」もの義援金が集まりました。みなさまが汗水垂らして稼いだ貴重なお金。上司にどやされお客さまに怒られ、胃に穴を開けながら稼いだ貴重なお金「18万1755円」全額、山古志村に送金させてもら…

中越地震チャリティーライブ大成功でした。

本日、有楽町数寄屋橋宝くじ売り場前にて行いました「新潟中越地震チャリティー路上ライブ」は皆様のおかげを持ちまして大成功となりました。皆様の暖かいお気持ち、こころざしは我々が責任をもちまして被災された方々に送金させていただきます。まことにあ…

小顔ブームの終焉。

明日28日の日曜日の有楽町での新潟地震のチャリティー路上ライブは午後1時くらいから2時間くらいになりそうです。昨日、床屋さんで髪を短くしてもらったら、顔が二回りほどでかくなった。小顔ブームが終焉し大顔ブームの到来することを切に願います。今…

天才はこうして生まれた。

「申し渡す!会社でラッパを吹くことを禁止する」二週間前の話。「禁止」だの「おまえはクビ」だのと、いつもおれはダメだしを申し渡されてばかり。「ザ・不良社員」の面目躍如といったところ。そりゃ毎日毎日、当たり障りのないバラードをチョロチョロと吹…

新潟中越地震のチャリティー路上ライブを行ないます。

☆彡お知らせ☆彡11月28日の日曜日の12時か13時か14時くらいから(時間は未定)有楽町の数寄屋橋(マリオンの宝くじ売場の前あたり)で新潟中越地震のチャリティー路上ライブを行なう予定です。俺たちの和太鼓あり尺八あり、三味線や琴もある、かも…

トランス短命。

ふんっ!トランスなんて音楽じゃねーよ!あんなつまんねー音よりも自動車工場でプレスマシンが「バターン、ガチャーン、ガコッ、プシュー」とプレスしている音のほうがよほど音楽的だね。ああ、踊ってやるさプレスマシンの音でパラパラでも阿波踊りでもなん…

トランスの「正しい使い方」

君はトランスをバカにしているだろう!いや、きっとバカにしている。キックがドッドッドッドッときて単純なメロがパラールラーラーと流れ、スネアが入りドッタドッタドッタドッタとくる、シンベがビョンビョンビョンビョン、ハイハットが裏を刻みドッェドッ…

洋画と日本画の違い

さてさて、絵画の「洋画と日本画の違いはなんだろうな?」なんてことに思いを巡らしているおれ。日曜の夜の過ごし方としては73点くらいは付けてほしいもんだね。洋画は、風景や人や物を描くことを通して「描く者の感性」を開示する。日本画は、人、もの、風…

逆スタンダール症候群。

今日、上野の美術館で「日展」を見てきました。「なぜ人は人を描き人を彫るのか?」というかねてからの疑問に決着をつけるために。・・・嘘です。後輩の送別会で朝まで飲んでしまい二日酔い醒ましにフラッと入場。人の多さ、おばちゃんの多さ、作品の多さと…

怒れるジャズ講座

『ジャズってバナナとおんなじだ。皮をむいたバナナのように、そのときすぐに食べてしまわなければならない』サルトルはさらに続ける。「ジャズが演奏されている。みんなが熱中して聴いている。その人たちは夢なんかみてはいないだろう。ショパンは夢を見さ…

「美の最終定理」。詩人たちよ!

詩ってのは、まったく個人の経験や感性に属するもので本来ならば、他者が批評し得ないもの。あなたの詩を読んだ人が「いいなぁ」と思ったときは、それはたんなる「共鳴」でしかない。あなたが編んだ詩と、それを読んだ人の感性や経験とが共鳴を起こしただけ…

くまさん渋谷へ

きぐるみ着てたさ。うわさでは聞いていたんんだけどね。パラパラを熱心に練習するくまさんやらたぬきさんやらパンダさんやらが、渋谷に出没するって話はね。それがまさか、うちの近所の駅で、くまさんとたぬきさんの二人連れを見かけようとは。渋谷では、好…

神無月

地震や台風って「人のもの」でないっていうかさ。まさに人の想像を越える埒外のもの。今回の新潟地震で肉親を亡くしたお父さんが「自然を恨むわけにはいかないから」と力無くつぶやいていたけど…、なんか辛いやね。なんか「俺たちはしょせん虫けらなんだから…

「日記を更新しました」

人の命が絶えるには、さまざまな原因がある。人はあらゆる病気で死ぬ、中には深爪で死ぬ人もいる。かもしれない。人はあらゆる事故で命を落とす。豆腐の角に頭をぶつけて亡くなるひともいる。かもしれない。高野豆腐ならね。ネットで知り合い、ただ死ぬため…

くつった

ひろみの靴下。とてもとても小さく縮こまっていて、捨てることができません。履くこともできません。

エントロピー

山は崩れます。大雨が降ると地盤が脆くなり崩れます。大雨は去年も今年も来年も、億年前も億年後も、地球の悠久の歴史の中に大雨は降り続け、山は崩れ続けます。そして地球は、まっ平らになりました。とさ。

台風がなくなる日

高気圧と低気圧ってのがあります。高気圧から低気圧に空気が移動します。そうすると高気圧は空気が逃げて中気圧になり、低気圧は空気が流入してこれまた中気圧になる。高気圧→やや低気圧→やや高気圧→中気圧と振り子のように序々に振幅が小さくなっていくのが…

「立ち上がれ!」

太鼓の祭典にいってきました。太鼓のグループがたくさん。そこでふと思うたことは「和太鼓はなぜ女の人が多いのか?」と。ほかの和太鼓グループを見れば、女性が9割以上です。しかも若くて威勢がいい人ばかり。男衆は控え室で隅に追いやられ、舞台上では端…

鴻毛のごとし。

イラクでイスラエルでパレスチナでロシアでチェチェンでアフリカ全土で、毎日毎日何十人、何百人と亡くなっている。十日もたてば何千人、何万人の死。「一人の人間の死は悲劇である、が、何千、何万人の死は単なる統計上の数字にしかすぎない」というスター…

「続けます」。

ここの日記を続けようと思います。ろみは言ってました「私がいなくなったら、代わりに日記を続けて」と・・・。「続けます」。

生きもの

晩のおかずに人殺し、酒の肴に人殺し、異国の地の殺戮も、隣の町の殺人も、隣の家の虐待も、魔法のテレビが、茶の間の娯楽へ変えてくれる。狂うた国で生きるもの、狂うた町で生きるもの。子が親殺し、親が子殺し、子が子殺し、国が皆殺し。晩のおかずに人殺…