中越地震チャリティーライブ大成功でした。

本日、有楽町数寄屋橋宝くじ売り場前にて行いました「新潟中越地震チャリティー路上ライブ」は皆様のおかげを持ちまして大成功となりました。
皆様の暖かいお気持ち、こころざしは我々が責任をもちまして被災された方々に送金させていただきます。
まことにありがとうございました。
午前11時くらいから津軽三味線の方二人と我々の太鼓三人の計五人が代わる代わる演奏させていただきました。
午後1時から3時までは三味線、尺八、横笛の三人と我々の太鼓五人が緩急織り交ぜながら演奏させていただきました。
みな一吹き一吹き、一打一打に心を込めて演奏しました。
それが音楽に携わる俺たちにできることの全てです。
俺たち音楽バカがやれることは音楽を作り演奏するしかないです。
それは平和をもたらすような力もなければ命を救う力もありません。
しかし今日、何百人もの方々の熱い思いをこうして一つの形にできたことは、本当にありがたくて嬉しくて、なかなか言葉も出てきません。
太鼓打ちとして、ありがとうございました。
そして魚沼出身の身として、ありがとうございました。

宝くじ売り場の方、警備の方はすごく好意的にしてくださり演奏する場所を作っていただいたり暖かい言葉をかけていただいたりと、おいらは感激しっぱなしでした。ありがとうございました。

さて今回どこからも苦情がこなくて大成功でしたので来月の26日の日曜日に同じ場所での演奏を予定しています。
当日銀座有楽町で笛や太鼓の音が聞こえてきたならちょいと足を伸ばして見ていってください。

さてさて宝くじ売り場には何千人もの人が並んでいました。
朝からずーっと一日中長蛇の列でしたので、もしかしたら万人単位だったかもわかりません。
つまり数万人が俺の太鼓を耳にしたわけです。
数万の民人よ!年末ジャンボ宝くじで一等当たったあかつきには、是非私の太鼓の音を思い出してくれたまえ。
「はて、そういえば俺の前に並んでいた男は耳障りな太鼓の音に耐え切れなくなってとうとう列から外れて耳を塞いで逃げて行ったなあ。あの男が列から外れなかったならば、きっと奴が、この一等の当たりくじを手にしていただろうに。さすれば私のこの一等3億円はあの太鼓の音のおかげなんだな。ならばあの太鼓打ちにお礼せねばなるまい。あの見るからに高貴な太鼓打ちはお礼として1億円をもらっていただけるだろうか。事情を説明すればきっとわかってもらえるはず。」
よーくわかりました。