音楽人。

日曜日の中越地震チャリティーライブで「18万1755円」もの義援金が集まりました。
みなさまが汗水垂らして稼いだ貴重なお金。
上司にどやされお客さまに怒られ、胃に穴を開けながら稼いだ貴重なお金「18万1755円」全額、山古志村に送金させてもらいました。ありがとうございました。
午前11時くらいから津軽三味線の方二人と俺たち太鼓三人の計五人が代わる代わる演奏。
午後1時から3時までは三味線、尺八、横笛の三人と俺たち太鼓五人が緩急織り交ぜながら演奏。
前者の津軽三味線のお二人は午後から老人ホームの慰問へ。後者の尺八と三味線のお二人は夜のコンサートの出演へ。
アマであるおらは筋肉痛で全身が、ガタガタになり、ふとんへ…。
プロとアマの間に横たわる河、深く広く、流れは速し。
 
ライブに参加していただいた津軽三味線演奏家から聞いた話です。
9.11のテロの直後NY市長が演奏家に頼んだそうです。「街角に立ち演奏して深く傷つき悲しみ苦悩している人々の心を音楽で癒し救ってくれ」と。NY在住の友達のバイオリニストもそうして街角で演奏したそうです。その光景が目に浮かぶ思いです。
思えばタイタニック号で最後まで演奏を続けたバンドマンや戦時下の爆弾が降り注ぐ最中、命掛けで演奏する音楽家とか「音楽の力を知っているしその力を信じて揺らぐことがない音楽人」っているんですよねー。「本物の音楽人」が。
おらが目指すは「純度100%の擬いもの」ですけど。