マスコミと原子力の平和利用講座!クレームいらね

おっと、毎日新聞系を忘れてた。
ま、朝日とだいたい同じということで。

あらいけない天下のNHKを忘れてたわ
原発推進度数              ☆☆☆☆☆         
民主党ズブズブ度数   ☆☆☆☆☆
自民党ズブズブ度数   ☆☆☆☆☆

続きまして、マスコミと原子力について語る前に、歴史のおさらいを三行で。

第二次大戦時、ナチスドイツが原爆を作ろうとする
慌ててアメリカも原爆を研究&製造(マンハッタン計画アインシュタインやらオッペンハイマーやらフォンノイマンやら)
そして、広島と長崎に原爆投下

では『マスコミと原子力の平和利用講座』
1954年アメリカがビキニ環礁で水爆実験して第五福竜丸が被曝する。
日本で反核運動が沸騰する。
NHKの『その時歴史が動いた「3000万の署名 大国を揺るがす 第五福竜丸が伝えた核の恐怖」』を参照し。

アメリカとソ連は、エスカレートする核兵器実験、製造、配備合戦の中で、同盟諸国に原子力技術を供与するという戦略をとる。日本を反共の防波堤にしたいアメリカは日本に原子力技術を与えといて、冷戦時のカードにしたかった。そこでネックとなったのが第五福竜丸事件から始まった反核運動
そこでアメリカがどうしたかというとこちら↓
[NHK 現代史スクープドキュメント] 原発導入のシナリオ 〜冷戦下の対日原子力戦略〜
http://g2o.cocolog-nifty.com/blog/2009/04/post-b5b1.html
sさんありがとう!

ぼくは、読売グループを非難する気持ちはサラサラない。
正力さんだってアメリカの思惑の下なれど、日本のエネルギー不足を解消するために動いたのだろうから。

ただ一つ、言いたいことがある。反核運動が沸騰している中、読売グループが世論形成をするために新聞、テレビで原子力の平和利用を大々的にキャンペーンした。
そしてキャンペーンを始めてわすが一年三か月で原子力受け入れの世論に反転し日米原子力平和協定を結ぶまでになったということ。
今、反脱原発の運動が盛んであるが、そんなもの大手マスコミがキャンペーンはったらあっという間に「けど原発必要だよね」って俺たち自身がひっくり返るってこと。
俺たちはその程度の存在でしかないということを肝に銘じて動いていかないとならん。
以上、全て教科書に載せたいくらいにテキトーじゃ