官邸いわくチェルノブイリもフクシマも大丈夫!その弐

☆さらに官邸いわく「福島原発の事故はチェルノブイリより放射能汚染が低いので、ますます健康には影響ない」とおっしゃっておる。

チェルノブイリ原発事故・終わり無き人体汚染(4/4)@NHK より
http://www.youtube.com/watch?v=TPGlJpQN4Kc
※3:30辺りから

【「食物摂取による内部被爆により高濃度汚染地域と同等の放射線被曝が生じている」(※セシウム137半減期30年)
チェルノブイリから約200キロにあるゼルジンスク村
土壌から1,068ベクレル(セシウム137)/kg
牧草からベクレル15,544(セシウム137)/kg

●ふくいちから40キロの飯館村
土壌からヨウ素1170,000ベクレル/kg
セシウム163,000ベクレル/kg
雑草から2650,000ベクレル/kg

土壌の質が違ってたり作られている野菜の種類が違うとはいえ
なんか桁が違うように思うんだけど…。

飯館村放射能レベル「人住めない」 京大が衝撃データ発表
2011.04.15
http://www.zakzak.co.jp/society/domestic/news/20110415/dms1104151600019-n1.htm
飯館村の雑草265万ベクレル 福島、野菜を大幅上回る
http://www.47news.jp/CN/201103/CN2011032401000495.html
IAEA「福島・飯舘村の測定値、200万ベクレルと言ったのは間違いでした」→2000万に修正
http://www.nikkei.com/news/headline/article/g=96958A9C93819499E2E3E2E2E68DE2E3E2E6E0E2E3E3E2E2E2E2E2E2

飯舘村の人たちが避難すると聞きひとまずホッとしています。
もし、京大の教授やIAEAが警告を発しなかったら、国はどうしていたのだろう。
知らんぷりか?あるいは、今回それなりにがんばってる文科省が政府をつついて適確な避難指示を出せただろうか?
信じるものは救われるのか?はたまた犠牲になるのか?
公害薬害の歴史を振り返れば、まあ、そういうことだ。

『拡散の試算図2千枚、公表は2枚 放射性物質で安全委』
放射性物質の拡散を予測する国の「緊急時迅速放射能影響予測ネットワークシステム(SPEEDI)」で、福島第1原発事故後に2千枚以上の拡散試算図が作成されていたことが18日、分かった。SPEEDIは原発事故時の避難対策などに活用することになっているが、所管する原子力安全委員会が公表したのはわずか2枚だけ。
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2011041801000777.html