首都圏反原発連合が野田首相に直接要求を突きつけ、ふくしま集団疎開裁判の会は首相に子どもを疎開させろと申し入れた。

本日、首都圏反原発連合が野田首相に会い直接要求を突きつけた。
下記の記事には、議論は平行線とあるが決して議論と呼べるような状況ではなかった。
反原連一人一人の心からの訴えを、ただただ無表情のまま聞いていた首相と呼ばれる男が、ただそこに座っていただけだった。
会談後の記者会見で反原連の方が、首相を指して「まるで人間味のない」というような主旨の表現をされていたが、まさにそのとおりで、あれなら最近の進化したお掃除ロボットのほうが遥かに人間味があるというものだ。
野田首相は、国民の声を聞こうなんて姿勢は微塵もなかった。耳栓をしていたかもしれない。

ふくしま集団疎開裁判の会は、首都圏反原発連合さんに首相宛の申し入れ書を託しました。
反原連さんはしっかりとその申し入れを首相に手渡してくださいました。
首都圏反原発連合さんには心から感謝してます。ありがとうございました!

申し入れ書にある「ただちに子どもたちを疎開させろ!」という叫びがやっと今、野田首相の手に届きました。
どうかその叫びが、首相の心まで届きますように!

もし人間味のないと言われる首相の心に届かなかったときは、いよいよみなさんの協力が必要です!
どうか、命を救うために立ち上がってください!
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どうか、被曝を強要され続け命を脅かされている子どもたちを自分の子どものように思って、
ほんの小さなことからでもいいので始めてください!お願いします!

「ふくしま集団疎開裁判」
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野田首相:反原発の市民団体代表と面会 議論は平行線
毎日新聞 2012年08月22日 17時17分(最終更新 08月22日 17時30分)
http://mainichi.jp/select/news/20120823k0000m010001000c.html

野田佳彦首相は22日、反原発市民団体「首都圏反原発連合」の代表者11人と首相官邸で面会し、政府の原子力政策について「基本的な方針は脱原発依存だ。中長期的に原子力に依存する態勢を変えていくことを目標にしている」と述べた。首相は関西電力大飯原発3、4号機(福井県おおい町)の再稼働への理解も求めたが、市民団体側は運転再開の中止を訴えるなど、議論は平行線に終わった。

市民団体側は、(1)大飯原発の運転再開中止(2)現在検査のため停止している全原発を再稼働させない(3)国の原子力政策を全原発廃炉へ転換−−を求める要求書を提出。今後のエネルギー政策について「当面は火力発電などで補い、長期的には自然エネルギーで十分可能だと考えている。可及的速やかな原発の廃止を強く要求する」などと求めた。また、政府が国会に提示した原子力規制委員会の人事案の撤回も求めた。

首相はエネルギー政策に関し「丁寧に国民のさまざまな声を受け止めながら、国民が安心できるエネルギー構成のあり方を、政府として責任を持って方向性を定めたい」と語った。