めんどくさっ

 いたい痛い手首
 どうでもいいといいながら私はまだ声を上げ
救いを求めている
中学生の頃付き合って自殺未遂したのは彼
高校生になってくれてもまだ想ってくれていたのに突き放したのは私
舞台を見に来てくれ21歳で再会

その後また告ってくれたけれど
 父や兄から性的対象とみられた私は自分に近い人からの
告白に嫌悪を感じずにはいられなかった

 それでも「すっと友達でいる」
という言葉を信じた私はずるいのかもしれない

付き合うのを拒むのに助けを求めている
 自分独りが不幸だと想っている とよく言われた
でも「お前には、お前だけを愛してくれる人がいて、
友達がいて、今はできていなくてもやりたいことがあって」
いつも誉めてくれた
 歌っている時の表情から声量の大きさの事、私が書く詞まで
 
昔はから元気ばかりだったけど今は笑いたい時に笑ってるともいってくれた

私は恐い
 愛されるのが恐い
 女として見られるのが恐い 
  愛情が切れた時がわかるから

 Oだって「まだ想ってる」とかいうけれどそれが亡くなったら
けんくんは?

 だって、あんなに私の事愛しているといっていたFだって突き放したんだよ
アレほど対人関係を恐がる私を信じさせようと必死になってくれてたのに・・・

ずるいのは私 
求めるくせに求められたくない

 お前にはテリトリ-があるって昔からFがいってた
中にいれるのは許せないくせに 
人から逃げるくせに
離れられるのが恐い
 救いを求めるのはやめた筈なのに
 どうして・・・・
突き放されるのは理解していた事
 心の病が理解されない事も分かりきっていた
それでもそれでも声をあげてしまう・・・

 彼女の命日の今日の私の在り様が分からない
そして救いを求めてしまった・・・・・・

もうどうでもいい とおもっても傷は増える
どん底までおちたらそれより先はないよ」
ってある人に言われた

でも兄がいってた
 「底だとおもったらそれは上げ底でどこまでも堕ちるって事、」
兄から教わった
 
 信じることが出来なかったくせに 
 信じてなかったくせに
どうして裏切られたと想ってしまうんだろう 
とりあえずまた左手へ・・・・ 

 どうして傷つく事には慣れないのだろう
 わたしはどうしてここまで孤独なんだろう