「虚」と「虚飾」と「本物」と。

ムンクゴーギャンは絵についていろいろと突っ込んだ会話ができる。
ゴーギャンラッセンは絵についての会話が辛うじて成り立つ。
ムンクラッセンは、絵についての会話はまったく成り立たないが、絵の具についての会話はならば成立する。
絵の具の使い方ではなく、絵の具そのものの性質や原料についてならね。

ムンクは虚に生きる。
ゴーギャンは本物を目指して生きる。
ラッセンは虚飾に生きる道を求めている。
虚と本物は交じり合うほどに近く。
本物と虚飾は向き合えるくらいの距離にあり。
虚と虚飾は姿を見つめあうにはあまりにも遠すぎて
叫び声さえ届かない。

ムンクゴーギャンに憧れる。
ゴーギャンは自分を信じている。
ラッセンは自分を誉め讃えてくれる人を信じている。

最近のマイブームは身近な人を画家に例えること。
さて、私はムンクゴーギャンラッセン、誰でしょう?
シーレ、ゴッホターナーが近くにいるといいのになぁ。そうそうダリがいたら一緒にバカ遊びできて楽しそうだなぁ。
アンディはいらないよ。