いつもいつも歌っている

11日は、外国人学校に行ってきました。
子供たちの日本語の授業として和太鼓演奏を見てもらったり実際に太鼓を叩いてもらったり。
「太鼓の皮は何の皮からできていると思いますかー?」と子供たちに質問したところ
「熊」「山羊」。
そして「ハウスキーパー」という禁断の答えが…。
いいですね子供って。
もし大人が真顔で「ハウスキーパー」と答えたら、そりゃジュディを呼ばなきゃならんところでしょうけど。
で、おいらが太鼓の片面でベースをトントコトントコと打ち、子供たちが代わりばんこに対面をトントン打ったのですが…
すごかったです小学5、6年生くらいのアフリカ系の女の子。
ベースのリズムを一発で聞き分けそれに合わせてどんどんアドリブで打ち込んできた。
と、そればかりか、ベースを刻むおいらを煽ってきたのです。
わざと突っ込み気味に打ってきて「もっと速くもっと速く」と。
ベースを刻む者はアドリブを打つ者の僕ですからもちろんテンポアップについていきました。
そしたら二人でどんどん速くなって…
ははは、負けました。
今日初めてバチを持った小学生の女の子に負けました。
おいらの手がもつれてリズムを落としてしまった…(T_T)

リズムでアフリカのDNAには勝てません。
DNAの塩基配列ATCGがすでにビートを刻んでいるようです。
その子はいつもいつも歌を歌っている子です、と、あとで聞きました。彼女が両手を広げながら左右に揺れて歌う姿が目に浮かびます。

いつもいつも笑いながら揺れながら歌っている彼女の姿が。