神は産まれた

神の「存在」は「在る」ものではなくて「感じる」もの。
神の存在は、それを感じる者の存在に依存する。
神に先立ち、人が存在せねばならない。
神を感じる者たちが神々を産む。
そして神を産んだ者は神の名の下に殺戮を繰り返す。
「神」から俺たちが俺たちにおけるあらゆる方便や利便性を剥ぎ取ったとき「俺たちの神」は微塵も残らない。
「神」が俺たちに隷属したのはいつ?
「神」が、親を殲滅する日はいつ?