Love&Piece&Fight!

手のひらで握手する
手のひらで触れる、触れ合う
自然という手のひらに包まれて生きる
零れる涙を手のひらに受ける
手のひらを振って、おいでおいでと呼び寄せる
手のひらを振って「また来年会いましょう」と笑顔でバイバイ!

秩父長瀞で行われた「手のひらまつり」に参加してきた。
家族連れ、ナチュラリスト、ヒッピーたちがテントを貼り3日間、
歌ったり踊ったり、星を見たり語らったり。
飾らなくて、ありのままの「Love&Piece」。
そんな素敵なまつりで太鼓を打たせてもらってほんと幸せやった。
その日、全ての出来事や出会いを過去形でここに記すのがくやしいほどに楽しかった。
今は「楽しいの上の上の言葉」を探しているところ。
見つかり次第ここに記そうと思う。
一月前の鶯谷ワッツアップでの「異ろモノまつり」さえまだ書き終えていないのに、
楽しいことに追いまくられる毎日、
なかなかいいもんだ。

さてさて「Love&Piece」の後は必ず「喧嘩」と相場が決まっている、昔から。
人類とは「Love&Piece」と「喧嘩」を交互に繰り返す生き物である。
そしてその定義から導き出した答えは、
「一昨日、手のひらまつりで愛をいっぱい頂いたおいらは今度、
誰かに喧嘩を吹っ掛けなくてはならない」のだ。
それはとても悲しいことではあるけれど…、
一応おいらも人類の端くれだもんで、しょーがない(T_T)。
さて、誰に喧嘩を売ろうかと辺りを見回したところ、
冷凍マグロや巨大タコをブンブン振り回す屈強な男どもばかり。
俺は今まで一度も、勝ち目のない喧嘩を売ったことがない。
それでも勝率は5割をきるのだ。
困った…、いっそのこと喧嘩を抜かして、Love&Pieceを返そうかと思い…、
筋肉モリモリの汗くさい男たち見て、止めた。
正直に申しますと、それが「喧嘩」にせよ「Love&Piece」にせよ、
岩のような男といたすよりも、
マシュマロのような女性といたしたいものでありまして…。
うーんうーん、男ばっかの職場はなかなか辛いもんだな。
「喧嘩→友情が芽生え→愛情となり→愛が憎しみと化し再び喧嘩…」
という人類史サイクルを、ここで俺が止めたら人類は滅亡してしまうかもしれないのに、
そんな大問題を知ってか知らずか、
みんな、さわやかな笑顔でスルメイカを積み込みしていたりしてさ。
お疲れさまです。

そして、ぼくはついに、帰りの電車内で見つけたのだ、
喧嘩相手を。
いざガチンコ勝負!