変態さんが通る

予定通り、朝から胃がムカムカしている。
昨夜、カルビーポテトチップスを一袋一気食いをしたからである。
もちろん徳用ビックバッグ、味はコンソメ。
一昨日は、フレンチサラダ味、先おとといは塩味。
怒涛の三日連続ポテチの一気食いじゃー！ウップ…(*_*)。
ガキんちょん頃、村で一軒しかない食料品店及び雑貨屋さんにお邪魔した時、茶菓子に出てきたカルビーポテトチップス新じゃがバージョン。
食った瞬間、その味は私の脳みそをガッシと掴んだ。
それからというものすっかりポテチ依存症、治る気配すらない。
ある日ある時ある瞬間、突然無性にポテチが食いたくなる。
欲望が鎌首をもたげるやいなや、私は近くのコンビニに目掛けて、いや、カルビーポテトチップスできればビックバッグだいたいノーマル塩味、ついでに買い置きのり塩味を目掛けて秒速７メートルで走っていく、ビャー！
右手に塩味、左手にのり塩味を掴みレジへ突進っ。
ハアハアと息を弾ませながら数分後に訪れる至福の瞬間を頭に思い描きニタァー。
これでおいらパンツ一丁でパンティ頭に被ってたら立派な変態さんです。
間違いなく推定有罪で逮捕されます。
横目でチラリと防犯ベルを確認なんぞしながらも、視線はしっかりと目の前の要注意人物へ
スマイルを崩すことなく平常心のコンビニ店員さん、中々よく教育されてます。
これで私が背を向けた瞬間、強盗にぶつけるカラーボールを投げ付けるのでしょう？
避けてやる。

なーんてこと書いてたら、もうこんな時間だ、さてと行くとするか、
現実世界で唯一「私は変態ですねん」とカミングアウトできる場所に、
ソプラノサックスを手にして。