@「JET即興リレー”5分でどうだ”」の一曲目

13日は「JET即興リレー”5分でどうだ”」に参加させてもらった。
ギターとサックスの即興デュオ5分間。
AMさんのギターとサックスで会話をしようと意識してやったけど、
最後はいつもその会話から零れ落ちてしまう、んだよなー。
堪え性がない性格というのはもちろんあるが、それよりなによりすぐに指が縺れて、いつの間にか別の国の言葉をしゃべりだす。
そうなったら後は二者択一問題に、
さあ、もとの共通語に戻るのか?
あるいは一気に別の星まで飛んで行って「∀⊇†Å∂ゞ£」などと別言語を叫びつつ相手の出方を伺うか?
前者は相手の音を聞き取る耳とそれに答える演奏技術が問われる
後者は「おまえさー少しは空気読めよっ」って思われるw
そしていつものKYサックスはAMさんに助けられながらなんとか最後まで吹きました。
難しいなー即興デュオ
逃げ場がない(*_*)。
休みがない(>_<)。
けど、むちゃくちゃ楽しい(゜▽゜)
またやりたーいですっ!!

ダンサーのaさんとmさんがそれぞれAMさんと演ったのだが、
これが凄かった
ガツーンっとショックを受けた。
AMさんが恐ろしく細かく刻むギターの一音一音にピッタンコシンクロする美しい肉体。
synchroというバンドに参加していながらまったくシンクロできないヘナチョコサックス吹きの僕、羨望の眼差し。
瞬きするのも忘れて魅入りました。
それにしても初めて目の当たりにしたダンサーという存在、
何も持たず身体一つが動き舞うその一挙一動一投足が、恐ろしいほどの力を放つ。
それは、ミュージシャンが楽器という道具を使って出す音を遥かに凌駕する圧倒的な説得力。
なんなんだろーこの説得力としか言いようのない何かは?
きっと見ている俺達には「わかる」のではないか、ダンサーの動きの肉体的な感覚が。
ダンサーがパッと手を上げた時、俺達は自らの経験から「パッと手を上げるという」ことがどういう動作なのかわかるし、その動作に纏わる肉体的感覚もわかる。
ダンサーが軽くピョンと跳んだ時、見ている俺達は脳内で一緒に跳ぶことができる。
跳ぶ行為を共にする=圧倒的説得力
例えばミュージシャンが客とこのレベルの共感を達成するには、
バイオリニストはバイオリニストを客にして演奏しなければならない。
ドラマーの客にしかわからないのだ、今そのタイミングでドラマーがスネアを打った意味も感覚も感性も。