大晦日の続きの続き

東京は快晴で守門村は大雪です
ぼくは最近、音楽、遊びなどなどいろんなことが楽しくてしょうがありません
あっちでラッパこっちで太鼓さらには某プロジェクトでは音楽監督(自称)までやらせてもらってたりします
最高に楽しいです
天気に例えるならば雲一つない快晴です
中東では今、とてつもない痛み、悲しみ、怒り、憎しみがハリケーンのごとく渦巻いてる
比喩でもなんでもなく文字通りの血の雨が降っている
もしぼくが快晴であることが巡り巡って彼の地に血の雨を降らせているのであれば、
ぼくの楽しい日常が彼の地の悲しみを生んでいるのであれば、
ぼくは、いい天気なんていらないです
永遠に変わらない曇り空でいい
笑いも楽しさもなにもいらない
死ぬまでのっぺらぼーな人生でいい
どーか嵐を終わらせてください
十年前、イスラエル兵に殺された息子の父親とハマス自爆テロで娘を殺された父親とが憎しみを越えて抱き合って泣いていた
悲しみも哀しみも痛みも怒りも憎しみもお互い同じなんだと
抱き合って泣いてた
もう止めようって憎みあうのを殺しあうのをもう止めようって抱き合って泣いてた
誰がその世界一尊い涙を踏みにじってんだよ
ハマスか?イスラエルか?アメリカか?軍需産業か?産軍複合体か?おれか?あんたか?
地球のどっかが快晴でどっかが大嵐で、どっかが明るくてどっかが暗くて、誰かが笑ってて誰かが泣いていて、誰かが幸せで誰かが不幸せで、
誰かが生き生きとしていて誰かが殺されてて。
そんな仕組みなのであれば、俺は笑いなんかいらねーし楽しみなんて一つもいらねー
永遠に変わらない曇り空でいい
世界はのっぺらぼーでいいよ
それさえ叶なわない世界なら消えてしまえ