大晦日の続き

浦佐駅での乗り換えで一旦運賃を精算せぬばならなくなってたり、越後須原駅には駅員がいたりして、
めでたく正規運賃を払わせていただきました。
無人駅に降り立ち、足らない運賃を払う相手が見つからずに悔し涙を流しながら鼻歌交じりの急ぎ足で立ち去ることをイメージしていたのに。
イメージが弱かったのでしょうか?
鼻歌が余計だったのでしょうか?
おまけに守門村は大雪降りです。
踏んだり蹴ったりです。
このあたりの雪は、オシャレな苗場あたりのさらさらパウダースノーと違って重く湿ってます。
足で踏むとグーグーと鳴きます。
その名もグーグー雪と呼んでいる、名付けに捻りがないなー
サックスとブガラブーを積んだカートのタイヤに雪がくっついて回らなくなりました。
真っ白い雪道をカートを引きずりながら30分も歩くと砂漠をゆくリヤカーマンの気持ちがわかります。
嘘だと思うならぼくと代わってみなさい、歩く雪だるまの気持ちもわかるから。
「何も考えず何も見ないでただ一歩」
もはや悟りの境地。
グーグー雪。