飛べない豚とうっかりハチベエ

君たちが、うっかりハチベエになってしまわないように僕は、某大手朝日新聞の携帯ニュースをここに無断で転載するのだ。

『国立感染症研究所を名乗り、豚インフルエンザへの注意を呼びかける不審なメールが出回っていることが分かった。
開くとシステムを破壊するなどの恐れのあるファイルも添付されていて、同研究所はホームページなどで注意を呼びかけている。
同研究所のサイトによると、このメールは発信者欄に「国立感染症研究所」とあり、題名が「豚インフルエンザに注意！」。
「豚インフルエンザに関する基礎知識を身につけましょう」などと書かれている。
添付されている「ブタインフルエンザに関する知識」というファイルを開くと、パソコンへ不正侵入されたり、システムが破壊されたりする恐れがある。
同研究所はメールによる注意呼びかけなどはしていないとしており、不審なメールは添付ファイルを開かずメールごと削除するように訴えている。』

豚インフルエンザにかかった人は自然界から豚として認められたのです
鳥インフルエンザにかかった人は鳥として認められたのです
さあ、ﾌﾞﾋﾌﾞﾋｶﾞｱｶﾞｱと鳴きながら町へ繰り出しましょう
↑こういうことを書くと、やれ不謹慎だ！とか
亡くなった人も出てるんだぞケシカラン！とか思っただろ？
まーまー抑えて抑えて。
今、起きていることは、ある物語のとば口なのだよ。
21XX年夏、異常気象により食糧事情が急速に悪化。
その昔、豚インフルエンザにかかって進化を遂げ豚になった豚人と鳥インフルエンザにかかって鳥になった鳥人との間で、食用家畜を奪い合うという戦争がついに勃発。
その食用家畜とはウィルスによる進化を拒んだホモサピエンス人間。

飛べない人はただの人。

豚インフルエンザのおかげなのか、ぼくらが昼に食べている仕出し弁当のおかず豚肉ばかりになりましたっ！
肉の裏をピラッとめくったらメキシコ産松屋と、
は、
書かれていませんでしたよ
あー、あのお肉は一体どこに行ったのでしょーねー