@てのひらまつり Vol2

ドリームキャッチャーという木の枝や竹やらが編み編みに編み上げられた曲線美の極致を初めて目にしたのは一年前のてのひらまつり。
当時はそれがいったい何なのかわからずにただその造形美に魅とれてた。
実は今もよくわかってないが、私の灰色の脳細胞で推理すればドリームキャッチャーとは、ドリームを、キャッチするものだろう。
二回目にそれを見たのは先月太鼓を打たせてもろた高尾山の縄文コーリング。
ステージ上で行われてる演奏には我関せず黙々とデコレートしていくGンさんの職人的こだわりに凄みを感じた。
そして今、てのひら会場に着き真っ先に飛び込んできたのは目の前に拡がるドリームキャッチャーてのひらスペシャル。
いくつもの小さなキャンドルに点されて浮かびあがる、まるで大きな大きな竹カゴ。
笑顔いっぱいではしゃぎまわる子供たちに夢を、大人にはロマンを。
ドリームキャッチャー夢職人のGンさんが玄米カレーを作っているというので「高尾ではありがとうございました、去年ここで初めて見てからファンなんです」と声をかけ握手をしてもらい、
「Gンさんの玄米カレー」という語呂が良すぎるカレーを戴く、のはもう少し夜がふけてからの話し。
こっちで合流したYウジさんたちと川原の巨大岩山の上でまったりしてると一人の男が現れた。
男は飯炊き釜をひっくり返したような黒い物体を取り出し手で叩き始めた。
「ポンポンポン」と何とも心地良い音が軽快なリズムを刻む。スチールドラムよりも優しくバラホンよりも表情豊かな音。
思わず近寄らずにはいられない素晴らしいトランスミュージック。
おいら興奮して男の人にいきなりの質問攻め「なんですかーそれ?」
ハングドラムというスイスの楽器ですよー、今夜ステージでやりますよー、Yキと言いますよろしく!」。
そこへ白くて小さいミニキーボードを弾く男が登場。
音がちっとも聞こえないなーと近づいてみるとキーボードから出ているのはノイズじゃないかっ!
なんだなんだ面白い人だなー思て顔をよく見たら、
「あーっ(ノ゚O゚)ノも、もしかしてYマダくんっ!」
「はい」
な、な、なんと去年のてのひらまつりで出会って以来の一年ぶりの再会!
このお方、都内で5時間ソロライブをやったりカレー作りの料理バトルをやったり大活躍のYマダくん!
いつか会えるだろうなー思いながらはや一年、結局都内では一度も会えずじまいで、今日再会!
なんとも嬉しいてのひらマジック2009!
まだまだ始まったばかり。