@てのひらまつり Vol1

6月13日土曜、14時過ぎ仕事をとっとと片付けて秩父長瀞へ出発!
今年も参加、てのひらまつり
一緒に行く同僚Kムラはフジロックの予行演習も兼ねて今回はテントを張るという、ぼくは去年同様まごめ会で借りたバンガローに泊まるので楽チンチン。
上野からの高崎線の車中で突然Kムラに「首毛が生えてる」と言われる。
探ってみるとなるほど指で摘める毛が一本ひょろり。
何度目かのトライでやっと抜いてみて笑たよ、これはまるでチン毛じゃないか。
首からチン毛を生やしてどーする?
ってゆうか俺は今までそのようにして生きてきたのか?気付かないとは恐ろしいもんだw。
おいらは日常ほとんど鏡を見ない、たまーに鏡を覗くと一本だけ異様に長い眉毛を見つけたり、あごの下で刈られずに伸び放題なヒョロヒゲを発見したりする。
たいして面白くもない自分再発見。
さてなぜ私は日々、鏡を見ないのか?
それは、私が余りにも美しすぎるから。
それは、私が余りにも美しすぎるから。
まったく答えになってないと思われるのもアレなので質問を替えよう
「君達はなぜ、まったく代わり映えのしない自分の顔を毎日毎日飽きることなく繰り返して見ることができるのか?」
ヒント 私は造形的なお笑いがあまり好きではないが
君たちは別なのかもしれない。

日本一熱い盆地熊谷市で乗り換えた秩父鉄道の車輌は相変わらず古くてレトロ、いわゆる「ここだけ昭和」でなんだかほっとする。
17時半過ぎに樋口駅到着、歩いて橋を渡ってると聞こえてきた太鼓の音。
「なんだ、いつも聞いてる音じゃねーか」
ジャンベなどのアフリカンな太鼓の音ではなく間違うことなく、いつもの和太鼓の音まごめ会。
なにも長瀞くんだりまで来てわざわざ和太鼓を打たなくてもいいのに、などとついつい思ってしまう。
が、そんな独り言をまごめ会の人達に聞かれたら、いじめられてしまうので「言っちゃだめだ」。会費を滞納してるぼくはただでさえ立場が弱いのだ。
会場への下り坂、気持ちははやるが歩調はゆったり大きく揺れる、これがてのひらテイスト。
そしていよいよ道なりに右に曲がる
「と、そこはぁー!」
この瞬間がとてつもなく好きだ、おとぎの国てのひらまつりが目の前にパァーと開ける瞬間。
てのひらまつりのリピーターである『てのひらー』なら激しく同意してくれると思う、日常から幻想に踏み込む瞬間、幻想が現実になる瞬間。
優しいキャンドルライト包み込むような笑い声
「ただいまー!てのひらまつり」(゜▽゜)