@てのひらまつり Vol3

ファイヤーダンス。
最前列に陣取った子供たちの目はキラっキラMAXでリアル少女マンガ状態。
ダンサーが棒の先の炎をそのまま口にくわえ込んでいく。
「あーっ、舌が焼けて牛タンならぬ人タンになってしまうどー」ドキドキしながら見てると、上手いもので息を吹きながらくわえていって最後に、ジュッと消す。
「ジュッ?って、おまっ!やっぱ舌焼けてんだろ?」
満面の笑みで答えるイケメンダンサー
素敵だ。
生肌なまめかしい腰で火のついたフラフープを回す美女。
「いくらなんでもそれは熱いだろー?」
もう楽しくって楽しくってしょうがないという笑顔でにっこり
惚れた。
ファイヤーダンスをやる人達の美男美女率は異様に高い。
俺が入って比率を一気に下げたろかと思うくらい(笑)
歓声と拍手が沸き上がり演者と客が一つに結ばれ思わずニンマリする。
てのひらの幸せ。
次はいよいよ岩山で遭遇したYキちゃんの出番、あのハングドラムの素晴らしいサウンドでトランスできるのだ。
一番前の席を確保してワクワクしながら待っているとステージに現れたのは、その筋の長老の方とKンゴマン。
これから二人のトークタイムが始まるというのでそそくさとフェードアウト。
私は野外にでると「言葉」を一つもキャッチできないタイプの人間なのだ。
ならば講演会などの屋内ならどうか?
などと言われたら、返答に困るタイプの人間でもある。

もう夜も遅いので音出しのステージはできないのだろう。
てのひらまつりは近隣に住む方々の温かい理解があればこそ、迷惑をかけるわけにはいかない。
Yキちゃんにはきっと明日会えると信じて陽気なアフリカンの店のテーブルで「飲みーの、食いーの、だべりーの」でまったりと。
時間がゆっくり、たゆたゆと流れるのはとても気持ちいい。
夜夜中、まごめ会幹部から召集命令メールを受信。
会費を滞納していて立場の弱いおいらはそそくさとバンガローへ向かう。
着いたら、おっぺのKンちゃんが師匠夫婦から、やいのやいのと言われている真っ只中だった。
師匠夫婦二人とも異様にテンション高いしw
二人はほんとKちゃんファミリーが大好きなんだなー
ぼくがぼんやりと話しを聞いていた印象としては、Kちゃんたちは、よい方向に向かっていっているような兆しが見えたかもしれないような気がしたので、
一安心して退室、車の中で寝る。