@夏の終わりに昔話、七ページ目

おいらの場合インフルエンザではなかったがインフルエンザ脳症と同じような事態だったのだろう
簡単に言えば熱で脳みその一部分が暴走したのだと思う
ほんの局部的な暴走
もし熱暴走が脳全体に及んでたら、おいらの行動はもっと現実離れしたものになってただろう
アメーバのように床を這い空の湯舟に入り込んで鼻から鳩を出すとか
いきなりズボンとパンツを脱ぎ冷蔵庫の扉を開けてお尻を中に入れて食べかけのカニ蒲鉾がお尻に触れた瞬間に鼻から鳩を出すとか出さないとか。

これから冬になり新型インフルエンザが流行る
新型インフルがどれだけ脳症に結びつくかわからないが注意してください。
あなた自身や子供がインフルエンザ脳症にかかってしまった場合の対処法を書いとく。

まず、あなた自身がそうなった場合
ある瞬間に何かとんでもないものがはっきりくっきりと見えてしまい、全身に冷や水をぶっかけられたような圧倒的恐怖に陥ります。
その場に留まらないですぐに逃げてください
その場にいればいるほど恐怖が増幅します
幻覚はどれだけはっきりしていても幻覚です
幻覚が物理的にあなたの肉体を傷つけることはありませんが、増幅された恐怖はあなたの行動をより過激にさせて、呆気ないほど簡単に命を落とす。
可及的速やかに『普通な方法』で逃げてください
部屋にいた場合は普通に靴を履き普通に玄関から出る
けっしてベランダから空に飛び出さないこと、
あなたは、鳥ではない。
あわてて玄関を飛び出して車に轢かれたなんてことのないように冷静沈着『普通に逃げる』

外に出たら大きく一つ深呼吸してから多数決作戦です。
街を見て何か変わっているところはあるか?
Non。
車は空を飛んでるか?
Non。
街ゆく人々は変な触角を生やしているか?
Non。
街灯から七色の光線が出ているか?
Non。
全裸にコート一枚の男が歩いているか?
Yes or Non
世界が正常であるか異常であるかを多数決で決めてしまってください。
おかしい事象の数とおかしくない事象の数を比べて異常か正常かを決定する。
ここで「世界は異常」と出た人は、
大丈夫あなたにはまったく問題ない。速やかに近くの病院に行き大声で訴えてください「世界は狂っている」と
白い服を着た人が親身になって話を聞いてくれます。

多数決で世界は正常と出たならば、あなたの命に関わる事態はなにも起きてません安心してください
あなたの脳みその小さな部分がほんのちょいと暴走しただけ、まったく心配ない