@土日は江戸に行ってきた 初日 浅草探検隊

土曜夕方、浅草探検隊隊長kミーと隊員mドリちゃんと田原町駅のホームで待ち合わせ。
今回のぼくの立場は一応、太鼓の撥購入にあたってのアドバイザー。
待ち合わせ前に太鼓の老舗宮本卯之助商店に寄って撥の値段を調べてみたら。
調度いい太さの撥が2900円っ!高っ!ぼくがいつも使ってるマイ撥は一本百円、二本で二百円!安っ!(by百均)

さて、本日のおいらの服装はなぜかド派手!
持っている服で最も色の組み合わせがちぐはぐなコーデネートをしてきた。
下はアフリカンチックの賑やかパンツ、上は赤白チェックのシャツ、頭は青い毛糸帽、手にはオレンジ眩しいインドのずた袋。
なにゆえにド派手?と問われたら「ぼくダンサー」と答えるような状況に自分を持っていこうと思ってたのだ。

浅草探検隊の最初の待ち合わせ場所が雷門の大提灯前だった。
もし、待ち合わせ時間より早くに着けたらそこでちょいと踊ってやろうかなと、考えてたのだよ。観光客でごった返す雷門でカラフルな色の服着てヒラリヒラリドタバタと。
翌日曜は川越の唐人揃いというイベントでド派手に踊るつもりなんだが、その前の度胸試しっていうか、景気づけっていうか。
「えぇーいくそっ!こうなったら明日の川越の観光客も今日の浅草の観光客も全部わしが面倒見ちゃるわいっ!うひひひーっ!」みたいな。

ぼくは「ぼくダンサー」宣言してから飛躍的に頭がイカレてしまったような気がするんだがこのまま生きてって大丈夫だろうか?
一身に全注目を浴びるソロのダンサーはやっぱ頭がおかしくなきゃやってられないのだ。
保護色を身につけて山に紛れて生きるキノコではなくて、ド派手に身を纏い目立ちまくって「さあ私を見つけろ!もし私を食うたら毒であんたも死ぬんやで!この色この柄を覚えときな!」という毒キノコみたいな生きざま!

待ち合わせにまだまだ時間があったので雷門に向かった。
携帯プレーヤーで血が騒ぐ韓国の太鼓を音量MAXで聞きながら大提灯に近づいていく、頭ん中ではもうMAXで踊ったり跳ねたりしている状況だ。
「さあ、踊るんだ!ここで踊って人だかりが出来て拍手を戴けたら、明日の川越は大丈夫だし明後日も明々後日も大丈夫、俺はダンサーとして生きていけるんだ!
身体一つで世界中のどこにでも飛んで行けるんだ!さあ、行け!世界に向けてワンステップ!」