原発、放射線、被曝について正しい知識を

さあ、原発放射線、被曝について正しい知識を身につけようのコーナーです。難しいとこはすっとばして興味あるとこだけでもパラパラとめくってみてくださいな!
「未知のものに対する怖れは何も生まないが、既知のものに対する怖れは行動を生む」とでも言っておこうか。

科学雑誌Newtonが特集「放射線」の冊子を無料で公開しています
http://www.newtonpress.co.jp/

健康被害について心配なら専門家の解説をお奨め
放射線科学センターによる「暮らしの中の放射線
http://rcwww.kek.jp/kurasi/

【今回の原発事故に関する医学的知識】東大医学部放射線科中川恵一先生
http://www.u-tokyo-rad.jp/data/twittertoudai2.pdf

アメリカの物理学者の福島原発放射能を理解する(東電や政府を信頼できない人もどうぞ!)
http://ribf.riken.jp/~koji/jishin/zhen_zai.html
福島原発放射能を理解する」の翻訳へ頂いたコメント等につきまして
http://nojirimiho.exblog.jp/13171172/

筑波大学の三明氏(原子核実験)の非物理学生向きの授業に用いているファイル
http://utkhii.px.tsukuba.ac.jp/reactor-benefit-risk.pdf

「暮らしの中の放射線」より一部抜粋
被ばくをすれば、だれでも必ずガンになるというわけではありません。
ただ、被ばくしなかった場合に比べ、発病の確率が高くなります。これを、
確率的影響といいます。
遺伝的影響や、身体的影響のうち白血病や固形ガンなどの症状は、被ば
く線量が増加するほど発生確率も単調に高くなり、発病した場合の重篤
は被ばく線量の大小には関係しないという特徴があります。
一方、放射線被ばくの量があるしきい値を越えると発生する症状があり、
これを確定的影響といいます。急性効果と、晩発効果のうち白内障などが
その例で、しきい線量を超えて被ばくすると、被ばく線量が大きくなるに
つれて症状は重くなり、発病の確率高くなっていきます。
一般人がしきい値を超えた被ばくを受け、急性障害が現れるということ
はガン治療などの医療目的の大量照射を除いてまずありません。しかし、
ガンや遺伝的影響は非常に低い被ばく線量からその障害がおきる可能性が
ある*1わけですから、できるかぎり無用な被ばくを避けることは大切なこ
とです。