アヒルさん

なんの話だ?
発見の話だ。
俺もコロンブスもインディアンもさまざまな発見をしてきた。
これからも俺に発見されることを待っている人や自然、現象やしくみやらが大地のあちこちでほうかむりしてほくそ笑んでいることだろう。
ブラジルのファベーラにいるフランス系ロシア人であるマーベラスの友達のリタが、バイリファンキを踊るときのお尻の揺れぐあいにエルニーニョ現象の萌芽を俺は発見するかもしれないし、
今まさに「エルニーニョ」と一発変換できた素晴らしき我が携帯電話を作った開発部門の漢字変換担当者の脳のエルニーニョを担当している部分を撫でてあげたい自分のかわゆさをまた一つ発見した。
稲葉うあー
さすがに無理でしたイナバウアー、稲葉うあー。
秘かに練習しているんです。イナバウアー
ヤクザ者に捕らえられ「さあ死んでもらおうか。何か言い残すことはないか」とヤクザの親分が聞いたとき「何も言うことはない、ただ最後に昨日やっと完成したアレだけはやりたかったが、もはやそれも叶うまい、、さあ殺せ」と答え、親分が「完成したアレとはなんだ?ここでやれるものならやって見せろ」と言ったとき、ものの見事なイナバウアーを披露すれば親分さんは「見事なイナバウアーだった。血の滲むような練習が必要だっただろう、感動した、さあ行くがいい、そしてその完璧なイナバウアーを生きて後世に伝えてくれ」と涙を流しながら言うだろう。(テキ屋系の親分ならたぶん)
俺はその時までに完全なるイナバウアーを習得しなければならない。