ウサギ狩り

WCの話。
今朝の日本対ブラジル戦。
いくら、むっちりと膨らんでしまったとはいえ、
ロナウドは太ってもロナウド
電光石火の切り返し、強烈なシュートォォ!!
やっぱサンバの国は、腰のキレが違います。
ロナウジーニョの動きは、よくできた操り人形みたいでおもしろいねぇ。
かわいいかわいいロビーニョは、ぜんまいで動いているそうです。
さて、体格の劣る日本の選手が世界で勝ち進む為には、どうすればいいのか?
農耕民族の特徴を活かしたプレーで狩猟民族を翻弄する手がある。
短足摺り足をいかした相撲ドリブルなら、
きついスライディングタックルにも微動だにしません。
(ボールは取られますけど)
ならば、右手と右足、左手と左足がセットで前後する、なんば歩きドリブル。
見た目が異様なので敵が恐がって引いてくれるかもしれない。
(スピードが出ないので自分のドリブルボールにさえ付いて行けませんけど)
両手を上にあげて
「エライコッチャ!エライコッチャ!」と叫びながらジグザグに進む
エライコッチャドリブル。
キーパーは、もちろん突っ張りでシュートを跳ね返す。

サッカーのボールを追う動きは、なんだかウサギ狩りみたい。
お百姓さんが、狩人相手にウサギ狩りの試合で挑んでも勝てっこない。
ブラジルチーム、対日本の試合結果に関わらずに、決勝トーナメントに進めるのに、
ロナウドロビーニョ、カカ、ロナウジーニョなどベストメンバーを揃えてきた。
ライオンは、ウサギを狩るのにも、全力を尽くす。
ジーコジャパンに対する最大の敬意。
好きだなぁ、そういう男の世界ってやつ。
ブラジルのスターティングメンバーを知ったとき、正直、目頭が熱くなりました。

得点 1−4
支配率 40%:60%
シュート数 9(枠内3):21(枠内14)
その実力は、野球でいえば高校野球プロ野球くらい違う。

悔しいだろ!
悔しめ!
競うことにおいて、悔し涙は最大の武器だ。

その思い、その涙、絶対に絶対に忘れるな!