「9.3sun」の夜。奇跡のステージ2。

「9.3sun」の夜。
ステージ2。
ステージ中央で向かい合う二台のグランドピアノ。
上原ひろみ meets チック・コリア

朝もやの湖に生まれた小さなさざ波のように、
チックのピアノから始まった。
とか…、
二人は踊り、会話する
そして、絡み合い、抱き合う
とか…、
たとえ世界の名ピアニストが、四本の手を使って弾いても、
こんな素晴らしい音楽にはならないだろう。
などと‥、
二人の織り成す旋律はまるで万華鏡を飛ぶモンシロ蝶のカップルのようだ。
とかとかなどなど、と書いてみたり…、
今日一日中、二人の演奏を言葉にしようと試みたんやけど…、
結局、無理でしたm(__)m。
俺の陳腐な言葉なんか寄せ付けない
「奇跡的なピアノディオ」。
「究極のインプロゼーション」。
「即興音楽の歴史にその名を刻んだ名演」。
予め何の取り決めもしなかっただろう二人は、
相手の音、リズム、呼吸、イメージを瞬時に理解し共有し、融合した。
え〜い、おまえら!言葉じゃ伝わらへんから、
NHKBShiで9月30日か10月1日の午後10時〜放送するけん、
おまえらもその目で奇跡を目撃しろ!
俺はBS映らへんけど…(T_T)。
けど…、ウッシッシッシ(^-^)録音しちゃったもんね〜、生録!!
もちろん当局に内緒でさ(^^)v。

上原ひろみが、まだ無名の高校生だった頃
偶然、来日中のチック・コリアと出会い(たまたま借りたスタジオが隣同士だったとかだったっけ?)
ピアニスト上原の魅力を見つけたチックは、
自分のコンサートに無名の高校生上原ひろみを呼び、
ステージで一台のピアノに二人並んで座り、即興演奏したという。
君たち凡人と比べるのは酷というものだろうが、
ま、持って生まれた星が違うちゅうやつだな。
のちのち世界のスーパースターとなった時、ちゃんと語り継がれるべき象徴的出来事を、
しっかりと主人公の立場で経験している。
上原ひろみ座右の銘である「気合い、努力、根性」が、
これからも幾多の伝説を呼び寄せるであろう。
我がライバル上原ひろみ
あの巨匠オスカー・ピーターソンと友達だという。
ぼくは風呂場で息を潜めるカマドウマと友達だ。
余りにもくやしいから、12月11日国際フォーラム上原ひろみトリオのライブチケット頼んでしまった。
フッフッフッ、俺はライバルの調査には、余念がないのだ。

こうして「9.3sun」ステージ2は終わり
いよいよファイナルステージに突入!!