「9.3sun」ファイナル

おまたせしました!
「9.3sun」の夜。
ファイナルステージ!
ハンク・ジョーンズ with ザ・グレイトジャズトリオ スペシャルゲスト渡辺貞夫
ジョンのベースが、
オマーのドラムが、
飛ばす飛ばす。
辺ちゃんは辺ちゃんで
「まだまだ若いもんに負けてられねぇ」とばかりに、早いパッセージで答える。
さて、御大ハンクは?
これが古き良き時代のジャズをそのまんま。
ベース・ドラム・サックスがいくら突っ走っても、我が道を歩くハンク。
ジェット機が空を飛ぶ、
新幹線が走る、
その横でポックリポックリ歩くお馬さんのハンク。
このコンストラストが最高にヒップだった。
ジャズってのは、西洋とアフリカの「文明の衝突」であるばかりでなくて、
ジャズにおける黎明期と成熟期と混迷期との「時代の衝突」でもあるんだねぇ。
そして…、
(☆。☆)ビックサプライズ!
上原ひろみチック・コリアとオースティンが、
ステージに乱入!
やる気満々用意周到、ピアノ一台を持ち込んで。
拍手と歓声!
爆弾娘上原ひろみが、ぶっ飛んでステージは最高潮に達しました。
ハンクとチックは一つの椅子に仲良く座り一台のピアノを連弾。
(チックのでかい尻に押されてハンクの爺ちゃん椅子から落ちないか心配で心配で)
上原とオースティンも仲良く一つ椅子一つピアノで連弾。
辺ちゃんは、吹くのをすっかり忘れて、
ハンクとチックの連弾を楽しそうに覗き込んでいるし。
いやぁ、楽しかったなぁファイナルステージ。
最高だった。
まぁ、これも結局「BS見んしゃい」ってことで。

「9.3sun」
朝のスーパーピアノレッスンのミシェルの情念から始まり、
昼はFさんの凄い太鼓を聴き、
夜は、奇跡と興奮の「東京JAZZ2006」
音楽史に、その名を残した「9.3sun」。
さあ、次は君の番だ!
俺の音楽史に、その名を刻むのは♪