AIのc

トップランナーでAIは「無責任なメッセージは歌えない」と言っていたから
詞のポップス化はきっと、そのあたりからきているのだろう。
チッチッチッ、ノンノンノン!
アーティストたるもの「メチャクチャ無責任でわがまま」でないと、世の中おもしろくないのだ。
100人中99人に、ほんのりと慕われるよりも、
1人の人間の人生を粉々にぶち壊すくらいの凄まじさが、芸に込められてないと。
マーラーは自分の作った「交響曲第9番」や「大地の歌」を聴いて、自殺者が続出するのを危惧したという。
危惧しながらも結局、世に出したということは、
たとえ自殺する者が出たとしても「いた仕方なし」と開き直ったのだろう。
そればかりか、もし自殺した者が出た場合、その人に対して「よくぞ曲の本質を理解して死んでくれた」と泣いて喜んだことだろう。
世の中には実際に、自殺者が続出した歌があるし、
人殺しを後押しした音楽もある。
南アフリカの歌による運動「トイトイ」はアパルトヘイトの暴力に打ち勝ったではないか!
幾多数多の屍を越えて。
音楽とは、かくに凄まじいものである。
歌人は心の底にある個人的風景を歌え!
自分だけの血を吐くのだ。
AI、君が歌うメロディーは、俺たちの心の芯を震わす。
君は類い稀なるメロディーメーカーだから。
なおさら普段よく聞く一般的な言葉なんていらない。
さあさあ99人なんか放っておいて、
我1人を暴走させてみるがいい。

「白のパンダをどれでも全部ならべぇて〜…♪」
なんとショッキングで素晴らしいく恐ろしい詞ではないか!