信州飯山太鼓の旅

昨日は長野の飯山市に行ってきた。
師匠の友達で飯山に住んでいる方が企画してくださった八丈太鼓演奏会。
場所はなんと、お寺の本堂。
普段はお経が鳴り響いているだろうその場は、空気がひんやりと冷たく、
煩悩の塊の俺でさえ、心が静謐となり、眠くなる眠くなる…(__)Zz。
昨日の夜、なかなか眠れんくて
睡眠薬替わりに読み始めた本が「仁義なき広島やくざの壮絶死闘物語」。
おかげさまでお目々パッチリの大興奮にて、
朝の4時まで眠れず、5時半起床の6時出発。
そのつけが本番前の一時にジワジワと、うーん眠い。
寝ぼけ眼で太鼓を打ち、バチをすっ飛ばして仏像さまの頭にコーンッと当てて
「これぞ誠のバチ当たり」
というビジョンをリアルに脳裏に描いて、恐怖により眠気を押さえるという離れ技を繰り出してみる。
お寺の住職さん地元の人達と多摩のT会、そして隣県の新潟から来たうちの両親が見守る中、
どーにかこーにか「バチ当たり」もなくノリ一発で叩ききりました。
みなさんが参加しての太鼓回し打ちは、HOTに盛り上がりとても楽しい演奏会になりました。

ヨーロッパ系の外国人女性が住み込みで修行していたり、
寺が二つ並んでいたり、
仏壇仏具店だらけの街のメインストリートといい、
飯山市は面白い街です。

師匠たちはお泊りで翌日は善光寺参り、
おいらは新潟の浦佐まで両親に送ってもらいそこから新幹線で東京へ強制送還。
自他共に認める不良社員であるおいらは、有給休暇を大変取り辛いのだ、いと哀し。