「こんちくしょう!」

多摩のT会が開いたドキュメンタリー映画の上映会に行ってきた。
題名は「こんちくしょう」。
脳性まひの方々が命懸けで差別と闘い、自立生活を獲得していく姿に心が震える。
バスに乗車することすら拒否された頃、
人間らしく生きること、それ自体が闘いだった時代。
アスファルトに身体を投げ出して叫ぶ「こんちくしょう」に続く言葉は、
「俺の言うことを聞け!」だ。
世間で「芸術作品」などと崇められ巨額な金で売買されている「モノ」が、
到底、太刀打ちできない魂の叫び。