プロジェクトS、私のファーストピンチ

ディジリドゥーは大蛇のように大地をのたうつ
ドラムは熱い鼓動を一気に加速させ
ベースはうねる跳ねる七変幻
パーカッションはいよいよ宴のクライマックスへと連打する
「おぉっ、すげぇすげぇぞ!このドライブ感、イケイケーっぶっ飛べぇー!」
おいらは、なるたけボロを出さないように、
みなさんの邪魔にならないように、
ヘナチョコサックス効果音を吹いてました、
ららら、次の瞬間、みなさんの音が一斉にピタっと止まっておいでおましになり、
な、な、なんとおいら一人だけ取り残されてしまったではないか、プっプカぷー!
(゜ー゜
頭マッチロけー、冷や汗なんか出る間もない、我が音楽人生最大の危機なんの前触れもなく突然の到来(ノ><)ノ
ヤケノヤンパチ「¢∞◆‰∈¬"、£〆…‥●】‐―§∂∬⌒∝〜」
↑翻訳すると「助けてー助けてくりー、早く今すぐ私を宇宙へ連れてってぇ〜…」

数日後みなさんにメールしました。
「わたくし実は、コードわかりません、
スケール知りません、
サックスのどこを押さえたら何の音が出るのか未だにわかってません」とカミングアウト。
ライブに即興に百戦錬磨の強者ども、音合わせの始めのほうでバレバレだったでしょうが。

『けんじ君!シンクロ率低いわよ!』爆。