@てのひらまつり黒い犬編

御徒町の駅前デパートで「まんこぃ」という名の焼酎を買いました
「まんこぃ」。。
奄美黒糖焼酎ということで、
これならば酒にうるさい呑ん兵衛な太鼓仲間にも喜ばれるだろうと思って選びました
決して名前に惹かれて、吸いよされるように「ハラホレヒルラレ〜、アーレ〜」と、
ついつい手にしてしまった訳では、ありませんよアシカラズ。
さーて、
すでに現地入りしてウホホアハハと楽しんでいるであろう太鼓仲間への手土産「まんこぃ焼酎」をバッグに詰め込んで、てのひらまつりへ出発ーっ
仕事仲間のkmと一緒に上野から電車の旅
ゴトンゴトンとゆらりゆられて3時間ちかく、
文字にすると1行足らずで秩父線樋口駅に到着。
ギターを持ったステキなお姉さんを発見ーっ!
「てのひらですかー?」と声をかける。
「はいそうです」
「ではでは一緒に行きましょう」
『てのひらまつりに参加する人は老若男女みな友達あるね』
↑は、基本中の基本です。
おいらとkmとギターの姉さんMちゃんとで自己紹介しあいっこしながらワイワイと橋を渡った
ら、T字路になにやら怪しげな黒い犬が一匹佇んでいる
首輪をしてるから野良犬ではないみたい
唸ったり吠えたりしないから、まぁ噛み付かれることもないやろと通り過ぎる
するとその犬が、俺達の歩くすぐ後ろをテクテクと付いてくるではないか
うーん、まるで犬の散歩に連れて歩いてるみたいだな
そのうち犬はうちらを追い越していき前を歩き始めた
たまに、こっちを振り返って
ちゃんと付いてきてるんか?と確かめるようにして、テクテク歩く
「まるで会場まで案内してくれてるみたいだね?」
「ほんと、そんな感じだねー」と笑いながら犬に連れられて歩く人間三匹。
やがて犬は歩くの早めて俺達をおいてきぼりでスタスタと行っちゃった
「この辺りの家に飼われてるんだねきっと」と納得して「さよーならー」
と思たら
アラアラ、立ち止まって我々を待っててくれました。
また俺た三匹を引き連れてテクテク歩く黒犬さん
そして、ついについに到着しました、てのひらまつり会場にーっ!
「黒犬さん案内してくれてありがとう」とお礼を述べようとしたら
あれれ?どこにも姿形なく、どこにいってしまったの?
次のお客さんを案内するためにあのT字路に戻っていったのだろうな
お役目終わったら消えるようにいなくなった黒犬さん、プロフェッショナルすぎるぞー

いきなり遭遇、てのひらの奇跡
黒犬さんありがとう
来年はとびきり美味しいドッグフードを持ってくるねー!