@東京おっぺ月例集会、二曲目

開演8時半が近づくにつれておっぺの愉快な仲間たちが続々と集まってきた。
そして、私の事前予想(おっぺ組は6、7人かなー?)を遥かに跳び越えておっぺ組大挙到来で席埋まる。
おいら嬉しくなって、あっちでやぁやぁ
こっちでどもども
と、再会やら初めましてやらをやってると
「きつねざるさん」と見ず知らずの女性から声をかけられた。
リアルに「きつねざるさん」と呼ばれるのはなかなかどーして照れくさいものだなーなどと思いながら目の前の女性を見る。
やはりこちら様がどちら様なのか?皆目見当つかない
「えーっとぉーー」などと語尾を激しく延ばしながらぼくは、おっぺのイベントで出会った人たちの顔々を脳裏に、まるでフォトアルバムをめくるかのように思い浮かべた
のだけど、
今、目の前にいる美しい女性と一致する映像がどーしても出てこない。
ははぁさては、ぼくの友達が彼女に「きつねざるっていう変な人がいるのよー、ほらミクシー見て見てこの人よ、キャー!」
などと女学生のように騒ぎながら紹介したのだろう、そうに違いない
んー、その友達とは一体どこのどいつだ??
なんだかぼくはこれをきっかけにして労せずにこちらの美人さんとお友達になれそうではないか!
その友達を褒めてつかわしてやりたくなったぞ
どなたですかー?影で素晴らしい仕事をしてくださってるありがたいお方は?どちらにおられますかー?
と、あたりを見回そうとしたその瞬間、
「一度、新宿でお会いしてます」
と、言われ
息が止まった。
「うっ(。。;)、??(゜Q。)??(¨;)(ノ><)ノ」
「えーっ!覚えてねーのぉー?ひでぇーなー」と八丈太鼓まごめ会の人々からヤジが飛ぶ。
一つの太鼓を打ち合う仲なんだから少しはフォローにまわってもいいだろうに、フォローしなくともせめて温かい目で見守るとかさー、
まったく困った人たちだ、この者どもはおっぺでちゃんと愛と友情を学んでおるのだろうか?
なんだかとても心配になってきたぞ。
私が慈愛に満ちた眼差しをむけてるというのに彼らは
「こんな素敵な女性を覚えてないのー?えーっ!信じられないー」などと二の矢三の矢を放ってくるしまつ。
こういう輩はさすがの私でも救い難い、無視しとこう。