「地震が起こる前に」予備のメガネを下駄箱に

●予備のメガネを下駄箱に

目がいい人には関係ないけど、コンタクトを含めて目が悪い人は必読です。
寝ている時間に地震が起こっても、すぐメガネがかけられるようにメガネの置場所をよ〜く考えて寝てください。
いいですか。「家具などが倒れてこない場所」で、かつ、「揺れで飛ばされない場所」。なにしろ29インチのTVが5メートル飛ばされる揺れですからメガネなんかどっか行っちゃう危険があります(軽いものはあまり飛ばないという説もあるけど念のため)。

メガネをなくして苦労したという話は神戸近辺ではゴロゴロしてます。避難所に眼鏡屋さんのワゴンが来るとまわりは黒山の人だかりです。家つぶれた人はもちろん、つぶれてない人でも割れちゃったりなくしたりでスゴク苦労していました。メガネないと生活不便ですからねぇ。

そしてもうひとつ。予備のメガネを下駄箱に放り込んでおきましょう。
これは意外と盲点だけど、とっても大事です。
少々ピントが合わない古いものでも、ないよりましです。ちゃんと丈夫なメガネケースに入れて玄関の下駄箱にでもひとつ放り込んでおきましょう。上に書いた「貴重品は奥にしまわない」というのと同じ発想です。下駄箱ならつぶれにくいし、家がつぶれても外からアクセスしやすい。

コンタクトの人。他人事だと思って読んでませんか?
水が出ないのでとにかくメガネが必要です。しまってあるのを出してきて下駄箱などにしまい直しましょう。水が少々あっても地震後の外はホコリだらけ(←すごいです)。コンタクトしてると痛いと思うよ。