自由即興フェスタ2009

自由即興フェスタ2009に参加させてもらった。
場所はジャズの聖地、新宿ピットイン。
パフォーミングナイト組で三部構成、お題が「木」「すごく劇場的」「身体で音楽」
ぼくは、「すごく劇場的」と「身体で音楽」に出た。
途中、KDANCEさんと新庄さんとグニャメロになって絡んで上も下も右も左もわからんくなって、すごい面白かった。
だがいかんせんその面白さをお客に伝える術が僕にはなくて、悔しかったなー。
KDANCEさんのいうところの「動作に喜びがあればそれはもうダンスなのだ」
からすると、そこそこいい線いってたと感じたのだが、それを自分の中で過剰に増幅させてお客に解りやすく伝える技術が、
欲しいです
突き抜けろ俺!

合同セッションの巻。
場所が新宿ピットインというので、サックスの師匠田野城さんに言われた「それはいい機会だからぜひともサックスを吹いてこい」と。
吹きましたーっ!
憧れの新宿ピットインでサックスデビュー、しかも途中でおいらのソロっぽくなったりしてフンガーフンガーの大興奮っ!
ソプラノサックスでなくてアルトでなくて「誰でも坂田」という抜群のネーミングのサックス。
もともとはヒッピーが本物のサックスを真似て木でテキトーに作ったという代物。
音程なんて概念を遥かに超越していて、穴を塞いでも音がまったく変わらなかったり変わりすぎたり。
リードはアクリル製の下敷きの切れっ端みたいなのだが、これが震えると恐ろしく狂暴な音がするのです。
「ビャーブギーボ゙ベベ」
他のチームはサックスが多くてこの日一日で十本くらいのサックスがブギャブギャーと鳴ってたのですが、
狂暴さでは負けてなかったと思う。
誰でも簡単にフリーキーに吹けるサックス「誰でも坂田」ですから。

sノちゃんが朗読してる時、効果音的にピアノを弾いてみた。
ギターとドラムとおいら三人でタイミングを計りながら、ズダン、ピロポローン、ガーンっ。
ゲンコツで弾いた、肘で弾いた、頭で弾いた(そんなにガシガシじゃないぞ)
さすが新宿ピットインで修羅場慣れしているピアノ、額で押してもいい音してました。
あーっ!
これでドラムも叩いたら一人山下洋輔トリオが完成したのにーっw
来てくださったお客さまありがとー
出演者のみなさまありがとー
共演者のPN、合同セッションのみなさまありがとー
主催者のFジエさんありがとー
tサトちゃん梅ーっ酒っありがとー!
メタメタうまかったっす。
即興とは、心の自由かな
難しいーけど
突き抜けろ俺!