@おっぺ収穫祭 プリンプリン

おっぺは携帯が圏外になるbyソフトバンク
越生の山の中で通信手段がゼロになるわけで、狼煙の上げ方もわからない俺達は一足飛びに縄文人より遅れた存在になる。

19時すぎKンちゃん、Gイチがきた。
そしてなぜかyカちゃんと友達yウコちゃんも一緒に登場。
「ばさら」が並行宇宙の地名のことではなくて、書家の谷内浩が個展を開いているギャラリーのことであること、
ちょうど「ばさら」に行こうとしてたKンちゃんと遭遇してyカちゃんとyウコちゃんも同行したことを知ったのは、宴がもっと進んだ先での話し。
映画の撮影監督をしているyカちゃんの旦那と知り合った僕がムービースターの階段を昇り始めるのは、さらにもっと先の話しである。

演目はみんな参加の八丈太鼓廻し打ちから始まった。
みんな太鼓が好きなんだなー!大人も子供も男も女も組んず解れつ一気に盛り上がり歓声と拍手と笑いの渦が巻く。
閉めは今回が初おっぺで早くもニコニコ笑顔が止まらないrイナちゃんが美しく決めてくれた。

少し体を動かしておこうと外に出たらおっぺの家電話に太鼓仲間のkズコちゃんから電話らしい。
「玄家さんまで車できたけどここからどちらに行けばいい?」
「玄家に降りずにそのまま来ればおっぺだよ」とKンちゃんが答えた。
玄家さんから50メートルくらい、すぐに来るだろうと待てど暮らせど彼女はやってこない。
てくてく歩いて迎えに行ったら玄家さんの脇に一台の車。
あれがそうかなー?と道を降りて近づいてったら
「お、おーいそっちじゃないぞーkズコカムバーっク!」
あー行っちゃった。
おっぺに携帯を取りに行って圏外にならないとこまで降りてって電話してみるかなー。
と、おっぺに向かおうとしたら、車が戻ってきた。
kズコカムバック!が時間差で届いたらしい。
そして、車から降り立った彼女から持たされたのがずっしり重い赤い鍋!
「重いっす!これ中身なーに?」
「鍋プリン!!」(ノ><)ノ
「メールで言うてたの冗談じゃなかったんね」
まるで、楽しいいたずらが見つかった子供のようなkズコちゃんの笑顔。
生まれて初めての鍋プリンをぼくは、大皿を蓋かわりに当ててエイヤっとひっくり返そうとするのだが、タイミング、勢いがさっぱりわからない。
プリンがそっくりそのまま宙を舞う姿が脳裏に浮ぶ。
ガチガチに緊張してしまったぜ!
えーいっ!
プルルンプルルン
「おーっ」小さな歓声が上がった。
鍋プリン
でけぇー(ノ><)ノ
うまそー(ノ゚O゚)ノ