@おっぺ収穫祭 インド舞踊と八丈太鼓

美しく舞うインド舞踊、玄家さんの奥さん。
頭を右に左にクッと動かしてピタッと止める。切れが凄い。
まだ宴が始まる前、囲炉裏端で超辛口の日本酒を呑みながら玄家さんが教えてくれた。「あの首の動きは『見たい!』と強く思うのだと言ってた」。
ふむふむ。
『右が見たいっ!』クッパッ!『思いっきり左端が見たいっ!』クーッパッ!
もうどうしようもなく速く見たくてしょうがないんだろな。
おっ!視界の右隅に絶世の美男子発見!速く速く速く見たいーっ、途中の風景なんか一つもいらんわ、クッパッ!
なんだなんだなぜに左端にブラット・ピットが!それっクーッパッ!

『見たいっ』という動きがあるならば『今見ているものから速く目を逸らしたい』という動きもあるわけで、そんなことまで踊りの一動作で表現できたら凄いな。ぼくの目標にしてみよう、こうご期待。
『見たくないのにどうしても見てしまうんだよねー』みたいなのはどうだろ?
そこまでいくとそれはもう演技の世界で役者の領域。あるいは物語の中での踊り。
おいらの踊りはシンプルなものをガッと見せるものでありたい。
見ている人が考えたり思ったり理解したりするのではなくて、ただダイレクトに感じるだけのものがいい。

優雅さとコミカルさとため息もの美しさの玄家さんの奥さまのインド舞踊が終わり大きな拍手が沸いた。

さて続いてうちらの出番。
「人前で太鼓打つのは数あれど、おっぺが一番楽しいな」と詠むでみる。
ユウキチの廻し打ち。
たった四人でせわしないけど、みんなバタバタせずにのびのび打ってるのはオッペマジックなのか?あるいは注入済みの酒のおかげか?
さあmドリちゃんの閉めだぜ!ユウキチの閉めなんか稽古でもやってないな。ビシっと決まるんか?決まるんか?
おー鮮やかに決まったよー!なんでこういう時に限ってKニーはいないん?(笑)
「八丈太鼓は八丈島の太鼓です」と極めて簡単に説明してみた。
この説明を別なものに例えると「日本酒は日本の酒です」とか「パリジェンヌはパリのジェンヌです」とか。
だったらいっそのこと「八丈太鼓です以上」。でいいんじゃね?
ざっくりおおざっぱでいこうぜ!

続くYスケの上打ち。
実はYスケは怪我をしていて上打ちを打てないと言うてたのだ。
それが、浩の個展で素晴らしい書や千春ちゃんきんちゃんのデュオやゴイチの歌に心が打ち震えてしまい「上を打ちます」ときたもんだ。
青春だねー!
真っ直ぐな気持ちがそのまま表れたとてもいい太鼓だった。