ぼくが被曝しないようにする為の備忘録、四ページ目

その五
子供を放射線から守ろう!
胎児、乳幼児は大人よりも遥かに放射線の影響を受けやすいです。
横軸を年齢にして縦軸を放射線を浴びた時のリスク(低量被曝のリスク)としてグラフにすると綺麗な右肩下がりになります。
150歳のおじいちゃんは放射線によるリスクはまったくないと言いきってもよいほどです。
なので、実は放射能汚染の問題はイコールで子供の健康と安全の問題なのです。
胎児、乳幼児は大人よりも遥かに放射線によって傷つきやすく、成長期の子供は甲状腺が活発でそこに集まった放射性ヨウ素131により甲状腺ガンになる確率が高まると言われています。

なので、妊婦さんや子供を原発から距離的地理的気象条件的に安全な地に避難させることは、命を最優先に考えるならば素晴らしいことであることは間違いないです。
どのくらいの距離離れたら安全と言えるか?は、実は誰もわからないです。気象条件にもよるしそれよりなにより今現在、原子炉内がどうなっているかさえわからないのだから。

質問を代えよう
現状をみた時、どのくらいの距離離れたらあなたは安全と考えますか?と。

国別の答えはこちら(3月20日時点)
各国の自国民に向けた避難勧告の通達。
 半径 120キロ  スペイン 
 半径 100キロ シンガポール
 半径  80キロ  アメリカ、イギリス オーストラリア、韓国 ニュージーランド  

 日本
 半径20〜30キロ 屋内退避要請
 半径20キロ    避難指示  

そして、
福島県飯舘村に避難勧告を=IAEA
国際原子力機関IAEA)のフローリー事務次長は30日、ウィーンの本部で記者会見し、事故を起こした福島第1原発の北西約40キロにあり、避難地域に指定されていない福島県飯舘村について、高い濃度の放射性物質が検出されたとして、住民に避難を勧告するよう日本政府に促した。
同事務次長は「飯舘村放射性物質IAEAの避難基準を上回っている」と指摘。日本側からは調査を開始したとの連絡があったことを明らかにした。 

時事通信 3月31日(木)1時18分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110331-00000008-jij-int

つまり、我が国の政府は…、
そういうことだ。

あ、大使館などの各国の政府機関は自国民への避難勧告とは事情が違いまして、大阪や神戸や九州に一時避難してるとこが多いです。
なんだ役人連中は自国民より遠くに逃げてるのかよ!などと突っ込まないように。各国が最悪を想定して準備しとくのは当り前ですから。