4月24日

4月24日
SンノスケとGイチとKムラとぼくの4人で記念すべき第一回ボランティア作戦会議を代々木公園で開催した。
放射性物質がほどよく蓄積されてるだろう芝生の上に陣取り議題はずばり「鉛のパンツはどこで手に入るか?」ではなくて「どこに手伝いで入るか?」
ぼくはずっと山田町が気になっていた。いつかのニュースで聞いた「山田町壊滅!全滅!」というセンセーショナルな単語が頭に引っかかって取れないのだ。
哀しみが深い地に行きたい。
決して誰かを救おうなどと高慢ちきに思っているわけではないが、もしかしたら涙を共有できるかもしれないから。
Kムラは後輩がボランティアで入った宮古市に行きたいと言う、宮古市は山田町の北隣。
「よし一発目は宮古市だ。そして南下して山田町にいくぜ!」
メンバーは、GイチSンノスケKムラに俺、今までボランティアとはまったく縁のない人生を送ってきた素敵な馬鹿者四人衆。

原宿の駅に向かう途中でばったりmゲルさんに会った娘さんと可愛いお孫さんと一緒に。
久々に会えて嬉しかったなー
震災と原発事故、哀しみと不安と緊張の日々で一番ありがたく感じたことは親兄弟や友だちや仲間との繋がり。
頻繁に会ってる友だち、なかなか会う機会がない友だち、おいそれと会えない友だち、古い友だち、今日出会った友だち、いろいろあるけどみんな心で繋がってる。ベタだけどほんとそう感じてる。
たぶん、映画インデペンデンスデイで宇宙人に襲われた時に国境を越えてみんなが団結したあの高揚した繋がり感と同類なのかもしれないが、
それを言うたら冷戦時代の「敵の敵は味方だ」と同じことだから言わんとこ。
地震は敵か?津波は敵か?原発は敵か?
んなことわかりまへんがな。
ただ敵だと思えばこそ力で封じ込めようという発想になってしまう。
その作戦はことごとく失敗してきたことだけは確かなようだ。
午後からここ代々木公園でエネルギーシフトのデモがあるという。
確かに反よりも脱のほうが魅力的だ。できればあまり急がずに一枚一枚ゆっくりと脱いでいって欲しい。

夕方
駒込の「琉球センターどぅたっち」
我らが親分である黄秀彦(ファンスオン)のライブで、ケグリが演奏した。
東日本大震災で亡くなった人びとを慰霊するために踊った。

その夜の打ち上げは…、
みんなの血圧を計って合計したらきっと、ホモサピエンスの限界に近いほどの高い数値になっていただろう。
Fァンさん vs aイちゃん
aイちゃん vs Yンジュ
Fァン vs Aラカワくん
Nオキさん vs Mネさん
ガンの付け合い、怒鳴り合い、取っ組み合い、皿は空を飛び、店の人に出てけ言われて。
みんな一瞬一瞬を己に対して本気で生きているからこそガチンコでぶつかり合うのだ、
とでも誇大広告気味に言うときますかね。
まあ、よくも悪くもケグリの夜でした。
ふぅ〜
さすがに疲れたわーおやすみ。