リアル その弐 「東京リアル」

東京リアルからいきます。
まずはこの映像をご覧ください。

blind
http://www.youtube.com/watch?v=E2SgonaD4U0&feature=player_embedded

とてもショッキングな東京の近未来の姿が生々しく描かれていると、思ったでしょう。
「将来こんな東京にさせないために、今成すべきことはなんだ?」とまで考えた人もいるでしょう。

ここで私は、とても残酷な告知をみなさんにしなくてはならない、
この映像にある東京は、今の東京なのです。

東京の大部分の土壌汚染は、チェルノブイリでの避難ゾーン、移住義務ゾーンの55万5000ベクレル/m2以上である。(このプロジェクトの前編の検証結果)
日本の法律では、約4万ベクレル/m2以上は「放射線管理区域」とされ、管理区域内からの物の持ち出しは厳重に禁じられています。
そして、区域内には、↓このような装備をしなければ入ってはならない。

つまり東京はもはや、これだけの厳重な装備をしなければ健康が保てないくらい高濃度に汚染されてしまっているのです。
約4万ベクレル/m2以上で、この装備です。それを55万5000ベクレル/m2以上なんていうたら、枝野くんならタイベックでもおかしくないレベルだな。
きっと枝野くんは内心ではフルアーマーで国会答弁をしたいと思っているはずだ。



お父さんお母さんへ
子どもたちを連れて上野でパンダでΣ(゚∀゚ノ)ノキャーとかデズニーでネズミー!!とかいうて喜んでる親も多いでしょう。
遊ばせるな、なんていいませんが、どうか子どもだけには全面マスクだけは着用させてください。
そして、脳天気なミッキーにも全面マスクをプレゼントしてください。
洋服はもちろん使い捨て、マンションのドアや窓に目張りは当たり前、エアコンなんてもってのほか。
水も食材もできれば南半球といいたいですが妥協して九州のものにしときますか。


今現在の東京の状況がまさに、「blind」の世界そのものです。
さらに、追い打ちをかけて言いますが、
「blind」のほうは被曝に対する意識ができていて、全面マスクで被曝を抑えているが、
今の東京では、マスクをしている人すらいない。

ここ最近、中小メディアが「東京は、チェルノブイリキエフより深刻な汚染度だ」「人が住んでいい場所ではない」という信頼できる学者の見解を報道するようになった。

チェルノブイリ事故から25年たったキエフの姿です。
キエフ病院の子供たち 2011 - 原発事故のもたらしたもの」
http://www.youtube.com/watch?v=kFP-xx68q6Q&feature=player_embedded#!

キエフより深刻である東京の25年後が、どうしてこれより平穏無事だと言えるのか?
さらに、
日本の食品基準はウクライナより遥かにゆるいし、放射能に対する国民の意識も教育レベルも低い。
そしてなにより日本は政府が、財政を理由に国民の命と健康を守ることを放棄してしまった。

このような現状のどこをどう解釈したら
東京の25年後が、どうして平穏無事だと言えるのか?
日本の25年後が、どうして平穏無事だと言えるのか?